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 5月18日(木)、USシネマつくばにて。
 病院のベンチや探偵事務所で語り合ったり、海岸で遠くを見て佇んでいたりと、主人公と新米刑事の“2人の男”を捉えたシーンが画になっており、カッコイイ。
 主人公がスーツを装着しても敵に何度もボコボコにされるし、刑事も銃が撃てないへっぴり腰なのだが、“本当の自分”を知った時に己の力を発揮するところが、「若者の成長物語」としてアツい。
 肉体を駆使したアクションは迫力があるのだが、オープニングで倒される敵たちの表情が捉えられていないため、主人公の繰り出す最強拳法・破裏拳の威力が伝わり切れていなかったり、ポリマー・スーツの力を目の当たりにして、慌てふためいて人質を置き去りにして逃げてゆくギャングたちが間抜けにも程があったり、後半はアクションのインフレがやたらとCGに頼り過ぎているきらいはあるが、Wヒロインのキレイな原幹恵と可愛い柳ゆり菜がを見るだけでも価値がある。
 それにしても、最後の敵がちょっとシブ過ぎないか・・・。
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 5月5日(金)、シネプレックスつくばにて。
 電気椅子送りが決まった主人公の兄が、いままで信仰してきたユダヤ教から、来世の存在を認めているキリスト教に改宗し、それを聞いた母親が怒るシーンでは、話のメインが「死刑」よりも「改宗」になっており、自身もユダヤ人であるウディ・アレンらしいところだが、主人公のホレた女性に恋人がいることや、後に互いに結婚した二人が再会する展開も、“いかにもドラマ!”とは描かれず、飄々としたテンポで物語が進んでゆく。
 ヒロインの「夢は―夢よ」という台詞や、ラストで物思いに耽る主人公の表情を見ていると、つい『ラ・ラ・ランド』(16)を連想したが、毛色の違う『マッチポイント』(05)や『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)でも、“あの時、違う選択をしていたら・・・”というテーマが、登場人物たちの業を俯瞰するように描かれており、本作ではもっと主人公に寄り添った演出がなされている。
 ゴージャスでコクのある映像に目を引かれたが、『暗殺の森』(70)のヴィットリオ・ストラーロだと知って納得である。
 4月25日(火)、USシネマつくばにて。
 『キングダム/見えざる敵』(07)や『ローン・サバイバー』(13)で、監督のピーター・バーグは「音」を効果的に使うのが巧かったが、実話を基にした本作でも、石油掘削施設の内部に泥水が少しずつ漏れだした後、瞬く間に施設全体をのみ込むように噴出し、機械の破片が作業員たちに容赦なく降りかかり、そして一気に炎が燃えさかる展開を、不気味な静寂や耳をつんざくような爆発音によって、まるで観客を災害の現場に突き落とすようであり、「もうやめてくれ!」と叫びたくなるような臨場感が凄まじい。
 しかし、物語の前半で、主人公たちの人物描写と事故に至るまでの過程をじっくりと描いているにも関わらず、後半での未曾有の大火災からの脱出との絡みが少々弱い。事実を正確に映画にしようという意図は理解できるものの、映画がブツ切れになってしまったのが残念だ。
 それでも、怪我を負った仲間を一人ひとり助けるために、危険な状況でも奮闘した人々と彼らの生還を祈る家族、そして事故で犠牲になった作業員たちへの敬意は、ストレートに伝わってくる。
 作り手たちの誠実な姿勢が胸に響く作品となった。
 2月24日(金)、シネマサンシャイン土浦にて。
 大空からカメラが下へと移動して、渋滞するハイウェイでミュージカルが始まり、その後に主人公であるセブとミアを映し出すカットは、本作のスタイルを一気に説明しながらも、「この映画はスクリーンを見つめるあなたたちの物語ですよ」と語りかけており、それだからラストで、撮影所のセットのような舞台で展開してゆく“ありえたかもしれない人生”に、“互いに夢は叶えたけれど、選択しなかった人生”を目の前にして、無性に切なくて心惹かれるのである。
 『シェルブールの雨傘』(64)を想起させるカラフルな映像が、ロサンゼルスをまるでパリのように感じさせるが、ミアの車を一緒に探し、彼女が走り去るのを見届けた後、パーティ会場の前まで戻って自分の車に乗り込むセブを捉えたり、退屈な男とのディナーを抜け出して、セブに逢いに行くために、桜の舞い散る誰もいない夜の道を、笑顔をこらえ切れずに駆けてゆくミアの姿は、恋愛映画としてグッとくる。
 そして、グリフィス天文台で、プラネタリウムのスイッチを入れた後、2人の体が宙へと舞うシーンは、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96)のオマージュでありながら、「ここまでやるか!」と圧倒された。
 後半はちょっと駆け足気味の感はあるが、ミュージカル映画がほとんど作られていない2010年代に、「よくぞやってくれました!」と叫びたくなる傑作である。
 4月19日(水)、USシネマつくばにて。
 オープニングでDCのロゴが登場した時、バットマンの吹替えを担当した山寺宏一が「バットマンのおかげでデカくなった会社だ・・・」とムダに重々しい口調でナレーションしたり、基地に入る時のパスワードが「アイアンマンのバ~カ!」だったりと、けっこう悪ノリしているのが笑える。
 また、これまでに実写化されたバットマン作品のポスターや名場面をレゴで再現しているところも楽しいが、鮫除けスプレーを度々ネタにしていたり、パンチ音が“BAN!”と出たりと、『バットマン オリジナル・ムービー』(66)をかなりイジッており、それでいて「今のネタ、分からない?」みたいな一見さんを小馬鹿にしたようなマニアックな目線ではなく、「分かる人は分かればいいけど、そんな小ネタ知らなくても映画として十分に楽しいでしょ?」といった感じで作られているのもイイ。
 そして、ブロックであるのをいいことに超兵器を瞬時に作ってしまったり、ゴッサム・シティの危機をバカバカくもアツい作戦で回避したりと、レゴならではの演出もきちんとなされている。
 イセイビ(ホントはロブスター?)の丸焼きをレンジでチンしたり、カッティング・クルーの「愛に抱かれた夜」をバックにしてバーバラ・ゴードンに一目惚れしたりと、けっこう寂しがり屋のバットマンだが、『ザ・エージェント』(96)の“You complete me.”が、物語のラストにきちんとリンクして、上出来。バットマンとジョーカーが、互いに“もう一人の自分”と闘っていることも、『バットマン』(89)や『ダークナイト』(08)のようにしっかりと、しかも笑いをブチ込んで描いているのもイイ。
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