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 5月20日、DVDにて。
 登場人物がやたらと増えたために、物語の本筋が分かりにくいという難点があるとはいえ、その賑やかさがハリウッド超大作を観ているという贅沢な気分をもたらし、前作同様、ロバート・ダウニー・Jr.とグウィネス・パルトロウの粋な会話が、まるで1940年代のスクリューボール・コメディのような優雅さを漂わせている作品であるが、映像も色彩のオンパレードといった派手さで、これぞエンターテインメントといった感じだ。
 オープニングの、夜のニューヨーク州を華やかに彩る青、赤、緑といったエキスポの光や、ダウニー・Jr.の周囲に広がるコンピューター画面の放つ青白い光、灰色の道路を爆走するレーシングカーの種々多様なカラーリングなど、まるでスクリーンから飛び出さんばかりのカラフルさであり、クライマックスの、アイアンマンとなったダウニー・Jr.と相棒のドン・チードルが灰色の無数の無人アーマーに取り囲まれるシーンは、戦いの舞台が木々や芝の緑が映える日本庭園であり、桜が舞い散る中で二人がファイティングポーズをとる場面など、まるで歌舞伎を見ているかのようで、ラスト、敵役のミッキー・ロークがアーマーに仕込んでいた爆弾を一斉に爆破するシーンは、花火のような華やかさでエキスポ会場を彩り、それをバックにダウニー・Jr.とパルトロウがキスするにいたっては、笑ってしまうくらいロマンティックであり、エキスポの惨状などお構いなしなのである。
 なにはともあれ、この「軽さ」を体現している、エキセントリックで金持ちの天才発明家を演じるダウニー・Jr.こそ、この作品の魅力だ。専属の運転手に「もう一度だ!」と叫んで、ミッキー・ロークを高級車で轢かせるシーンや、アイアンマンの格好のまま、ドーナツ店で落ち込んでいるシーンを他の誰がチャーミングに演じられるだろうか。
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