上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 12月22日(日)、シネマート六本木にて。
 探偵を主人公にした物語を、監督のジョニー・トーは『MAD探偵 7人の容疑者』(07)を過去に手掛けている。狂気と笑いの入り混じった、ヒリヒリとした緊張感が全編に漂った快作だった。
 本作でも、盲目の探偵と女刑事が犯行を再現するシーンは、目を背けたくなるような犯人の狂気と香港映画らしいコテコテの笑いで描かれるが、二つの要素が融合しきれておらず、どうも中途半端な印象。
 物語も、事件の鍵となる少女の行方が途中で分かってしまい、その後に観る者を引きつけるような仕掛けもないため、冗長な展開になってしまっている。
 人間の「業」や「運命」が描かれており、いかにもトーらしい作品であるのもかかわらず、映像が物語をなぞっているだけで、いまひとつパンチに欠けるのである。
 それでも、探偵を演じたアンディ・ラウはチャーミングだし、女刑事役のサミー・チェンの“女を捨てた”力演はスゴイの一言。二人の会話の応酬もなかなかイイ。
 もしかしたら本作は、トーにとってのスクリューボール・コメディなのかもしれない。まぁ、その試みが成功したかは別の話だが・・・。
スポンサーサイト
プロフィール

HORIDASHIDOGU

Author:HORIDASHIDOGU
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。