3月30日(月)、シネマサンシャイン土浦にて。
 ももいろクローバーZは全く知らないし、いつもの自分なら絶対に観に行かない類の作品であるが、どういうわけか「なんだか面白いんじゃなかろうか」というヤマカンに導かれ、ちょいと観てみた。
 ・・・想像以上に面白かった。自転車をこぐ女子高生をロングショットで捉えたオープニングを観た瞬間に、理由もなくグッドな作品になると思ったのだが、日の光や夜空の星々、そして小さな電球や都会のネオンまでもが主人公たちを包み込み、迷いながらも演劇にのめり込んでゆくというありがちな展開であるからこそ、彼女たちのストレートな情熱がスクリーンから発散される「青春映画」となっており、それでいながら「アイドル映画」としても成立しているのである。現実が虚構にニュッと顔を出すエンドロールなんて、まるで『時をかける少女』(83)だしね。
 幕が上がる直前、人差し指を立てながら腕を元気に空中へと伸ばす彼女たちの姿は、大人の“身勝手”さえ受け入れて、力強かった。
 いかにも“演劇”なムロツヨシの芝居も、観る者を少しずつ作品の世界へと引き込んでいく役割を担っているのだろう。そういえば、本作の監督である本広克行は、『サマータイムマシン・ブルース』(05)でも、俳優たちに舞台っぽい演技をさせてたっけなぁ・・・。
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