1月24日(火)、シネプレックスつくばにて。
 15年分の会社の帳簿を、一夜にしてホワイトボードだけではなくガラスまでも、マーカーを使って数字で埋め尽くしたり、己の持つ高度な殺人スキルで追手の息の根を止めた後、呆然とする老夫婦にチラッと右手をあげて去っていったりと、目の前の物事にしか集中できず、人とのコミュニケーションが上手く取れない主人公を、超人的な能力だったり、冷えたユーモアだったりと、それぞれの場面で様々に描き分けた演出がイイ。
 また主人公が、集中する直前に、片手ずつ指を合わせて息を吹きかける仕草は、「儀式」そのものであり、『サムライ』(67)や『イコライザー』(14)のような裏稼業のプロフェッショナル映画の系譜として、画面に映える。
 しかし、物語に仕掛けられた数々のサプライズが効いてはいるものの、登場人物たちがそれぞれ活躍する場面が長いためテンポが遅く、終盤での「実はね・・・」な展開が、作品を一気にブラック・コメディにしており、ちょっと面食らった。ラストも強引に「イイ話」を挿入した感じで、映画のトーンにばらつきがあるのが少々気にはなる。
 それでも、空の薬莢がバラバラとはじけ飛ぶ銃撃戦は、なかなかの迫力。アナ・ケンドリックもカワイイしね。
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