5月5日(金)、シネプレックスつくばにて。
 電気椅子送りが決まった主人公の兄が、いままで信仰してきたユダヤ教から、来世の存在を認めているキリスト教に改宗し、それを聞いた母親が怒るシーンでは、話のメインが「死刑」よりも「改宗」になっており、自身もユダヤ人であるウディ・アレンらしいところだが、主人公のホレた女性に恋人がいることや、後に互いに結婚した二人が再会する展開も、“いかにもドラマ!”とは描かれず、飄々としたテンポで物語が進んでゆく。
 ヒロインの「夢は―夢よ」という台詞や、ラストで物思いに耽る主人公の表情を見ていると、つい『ラ・ラ・ランド』(16)を連想したが、毛色の違う『マッチポイント』(05)や『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)でも、“あの時、違う選択をしていたら・・・”というテーマが、登場人物たちの業を俯瞰するように描かれており、本作ではもっと主人公に寄り添った演出がなされている。
 ゴージャスでコクのある映像に目を引かれたが、『暗殺の森』(70)のヴィットリオ・ストラーロだと知って納得である。
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