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 8月22日(水)、MOVIXつくばにて。
 夜の街を颯爽とスウィングしてゆくイラスティガールの姿は、まるでスパイダーマンのようだし、ビルとビルの間をくぐり抜けながらのヘリコプターのアクションは、『ブルーサンダー』(83)や『GODZILLA』(98)のようであり、特に、イラスティガールが猛スピードで高架線を駆け抜けて、暴走する列車を停めようと運転席へと向かうシーンは、『フレンチ・コネクション』(71)と『ミッション:インポッシブル』(96)をぶち込んだようなド迫力で、手に汗握る緊張感がビシビシと伝わってくる。オマージュがガンガンでありながら、オリジナルに全く負けていないのがスゴイ。“バットシグナル”もチラッと見えるし、ワクワクさせてくれる。
 一家の主であるMr.インクレディブルは、外での活躍を妻のイラスティガールに任せて(いや、任せざるを得ず・・・か)、家事と育児に悪戦苦闘するのだが、長女の好きな男の子のバイトしている店に知らないふりして子供たちと行ってみたり、長男の苦手な算数を教えるために自分が子供の時より高度な内容を勉強し直したり、制御できないけれども元気いっぱいな赤ん坊のスーパーパワーを目にして喜んだりと、世間の注目を集めなくても普段の生活の中に「ヒロイックな行為」は溢れていることを、“ファミリー・ヒーロー映画”として、作り手たちが観客にポジティヴなメッセージを送ってくれているのがイイ。そうでなきゃ、赤ん坊がパワーを発揮した最初の瞬間を目にすることができなかったイラスティガールは残念そうな表情しないものね。
 話の展開はすぐに読めてしまうが、クールな音楽とカッコいいエンドロールで、最後まで楽しめる傑作となった。
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