「マン・オブ・スティール」を観た。

Category : 劇場公開作品

 9月4日(水)、成田HUMAXシネマズにて。
 赤ん坊のカル・エル=クラーク・ケント(スーパーマン)を乗せた宇宙船が地球に突入したかと思いきや、海原を勢いよく突き進む漁船へと、場面が一気に飛躍し、大人になったクラークの姿が映し出される。クラークが少年時代を回想するシーンも場面転換が素早く、その後の展開も一気呵成でテンポがいい。
 また、力の限界を自ら確かめようと、雪と氷に覆われた北極から灼熱のアフリカ、さらに宇宙にまで飛んでゆくスーパーマンの姿は、スピード感に溢れて爽快であり、何棟もの高層ビルを突き抜け、果ては人工衛星まで突き落としての敵との闘いは、「超人的な宇宙人同士が闘うんだから、建物だってメチャクチャに壊れるはず!」という作り手の意図が、悪ノリ寸前の過剰さでC.G.I.をフル活用した演出は、目まぐるしいまでに矢継ぎ早なカットと相まって、頭がクラクラするほどのド迫力である。
 それだから余計に、クリプトン星での将軍の反乱や、スーパーマンの父親が息子を地球に脱出させようとする物語冒頭が、退屈に感じられる。後の展開をスムーズに進行させるためなのだろうが、激しいアクションがあるとはいえ、“説明的”な語り口に終始し、編集に工夫が感じられないのだ。
 序盤からもっとスピーディーな演出をしていれば、より楽しめたかと思うと勿体ないが、俳優たちの演技が本作を快作にしている。特に、クラークの義父母を演じるケヴィン・コスナーとダイアン・レインの、息子を慈しむ眼差しは、まさに本作のハートである。
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