「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観た。

Category : 劇場公開作品

 3月1日(土)、シネマサンシャイン土浦にて。
 作品としては『グッドフェローズ』(90)や『カジノ』(95)と似た構成だが、この2作品がマフィアの世界を俯瞰していたのに対し、本作では主人公を中心とした魑魅魍魎たちの狂騒の物語となっている。
 オフィスでの人々の狂乱を、マーティン・スコセッシは彼らしい縦横無尽に動き回るカメラワークで演出しているが、いままでの作品と比べて本作では少々控えめ。まぁ、主人公を演じるレオナルド・ディカプリオのイカレたテンションが、物語を引っ張っていくことを確信していたのだろう。ドラッグでヘロヘロになりながら階段を転げ落ちるシーンとか、なかなかに狂っており、また滑稽でもある。
 また、主人公が袋小路に陥るシーンでは螺旋階段が映し出されていたり、彼の首に電話のコードが絡まるシーンでは『恐怖のまわり道』(45)を想起させたりと、フィルム・ノワールへのオマージュがいかにもシネフィルのスコセッシらしい。
 ただし、よく出来た映画ではあるが、 “うまく仕上げました”って感じで、どこか味気なくも感じてしまう。スコセッシの映画って、いつもそうなんだよなぁ・・・。
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