短評集その3

Category : 劇場公開作品

 『ケープタウン』の短評
 9月6日(土)、MOVIXつくばにて。
 「赦し」というテーマはきちんと描かれており、物語もスリリングだが、後半の時間経過が少々雑なのが残念。
 それでも、クライマックスの銃撃戦は『男たちの挽歌Ⅱ』(87)を想起させる迫力だし、砂漠での追跡シーンは、『眼には眼を』(57)のような凄みがある。
 刑事を演じるオーランド・ブルームが、相手を油断させるために銃に弾丸を込めないで尋問するシーンなど、ディティールの細かさもイイ。

 『フライト・ゲーム』の短評
 9月10日(水)、シネマサンシャイン土浦にて。
 製作を『ダイ・ハード』(88)のジョエル・シルヴァーが手掛けているからだろうか、あの手この手のアイディアが物語に盛り込まれ、密室サスペンスとしてハラハラさせられるし、監督のジャウマ・コレット=セラは、『アンノウン』(11)の時のように、リーアム・ニーソンが演じる主人公の記憶と感情を揺さぶり続け、息が詰まるような不安に観る者を陥れる。
 まるでケヴィン・コスナーの『追いつめられて』(87)のような物語だが、ピリッとした活劇が展開され、70年代のアクション映画のような雰囲気も漂っている。
 特に、飛行機内のトイレでの格闘は、狭い空間での大きな体躯の二人の男のせめぎ合いが、鬼気迫る。
 最後まで緊張感の途切れない、まさに原題通りの、ノン・ストップな快作となった。


 『女子ーズ』の短評
 9月11日(木)、イオンシネマ守谷にて。
 オープニングとエンディングが、グラフィカルでいい感じ。
 やたらと笑いを取ろうとしているのがクドいが、このクドさは監督の持ち味なのだろう。それでも、もう少し抑えたほうが、物語も消化不良にならずに済んだかもしれない(個人的には、ダンボールみたいな巨大ロボットの大暴れがもっと観たかったかな)。
 とにもかくにも、へっぴり腰で怪人たちに立ち向かう、今をときめく若手女優たちの活躍が、気軽に楽しい作品ではある(藤井美菜、もっと活躍してくれんかねぇ)。
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