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「第三の男」(49)を観た。

Category : 劇場公開作品

10月5日(日)、シネプレックスつくばにて。
 らせん階段や観覧車の描く“輪”は、第二次世界大戦後の混乱したウィーンでの、登場人物たちを絡み取る逃れられない運命を暗示させるようでもあるし、カメラを斜めにした構図の緊張感や、夜の街路に照らし出される人影など、「映像を観る」という映画そのものの魅力が、ありありと刻印されている。そういえば『風立ちぬ』(13)にも、うねるような走り去る人影を描いたカットがあったっけ・・・。
 『市民ケーン』(41)でも垣間見られた、自信と狼狽の間で揺れるオーソン・ウェルズの表情が脳裏に焼きつく。彼の演じるハリー・ライムの「死」が物語の発端となっているのはおそらく偶然だろうが、ウェルズが下水道という“迷宮”で警察の追跡を振り切ろうとするシーンは『上海から来た女』(48)を想わせ、ミステリアスな雰囲気を放つウェルズの存在が、ハリーという掴みどころの無い男にぴったりである。
 やはり、名作。
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