『百日紅~Miss HOKUSAI~』を観た。

Category : 劇場公開作品

 5月23日(土)シネリーブル池袋にて。
 どうも面白くなかったので、原作となった漫画を読んでみた。
 作品は原作に忠実に作られており、主人公と妹の乗った舟と隅田川の穏やかな波が、彼女たちのイマジネーションによって、北斎の「神奈川沖浪裏」になる場面のように、映画で新たに作られたシーンも見事。特に、妹の死を暗示させる一弁の百日紅を見つめ、父親である北斎が、「…ひとりで来れたじゃねぇか」と呟く場面のように、人々の情緒もしっとりと描かれている。
 おそらく短編を繋げたような構成が展開を寸断しているのが、退屈した要因なのだろう。
 それぞれのエピソードを並べていった結果として、江戸の庶民たちの人生模様が浮き出た原作へのリスペクトが、少しばかり強すぎたようだ。映画としては、やはり、核となる物語をはっきりさせてほしかった。
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