『海街diary』の短評

Category : 劇場公開作品

 7月28日(火)、シネマサンシャイン土浦にて。
 遠くに江の島が見える浜辺を、四姉妹が戯れながら仲良く歩くシーンとか、“桜のトンネル”の下を勢いよく駆け抜ける少年の自転車の後ろで、春の風に包まれた少女が心地好さ気な表情を浮かべるシーンのように、思わず役者たちの存在そのものに魅入ってしまった。
 特に、自分が生まれたことの苦しみをポツリと呟く四女を、自分に死が近づいていることを悟った食堂のおばさんがそっと元気づけるシーンは、身近な人の「死」によって今を生きる人々の「生」に新たな“光”が灯されるラストを予見させ、胸がこみ上げた。
 何気ない日常にふっと起こるさまざまなエピソードや登場人物たちの葛藤を折り目正しく描いたことが、逆に物語を少々冗長にしてしまった感もあるが、役者たちの演技をしっかりと堪能できる映画となっている。
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