『野獣狩り』(73)を観た。

Category : 劇場公開作品

 2月13日(土)、ラピュタ阿佐ヶ谷にて。
 「粘り」があり、そして「大胆」な映像に目を引きつけられた。
 誘拐された社長の行方を捜す警察犬を根気よくアップで捉えたカットや、自分の足とタクシーを使って逃走する誘拐犯の1人を、主人公の刑事を演じる藤岡弘(現在は藤岡弘、)が全速力で追いかけ、刑事を振り切れないと感じた犯人がタクシーから慌てて降りて、道路を駆け抜けようとした瞬間、目の前のトラックに跳ね飛ばされるまでをワンカットで撮影した演出は、思わず息を止めてしまう。
 多用されたスローモーションは「粘り」が裏目に出て少々ウルサイし、それとは反対に、藤岡の父でもあるベテランの刑事を演じた伴淳三郎が、息子の命を守るために犯人たちに発砲するのを躊躇うシーンは、演出があっさりとし過ぎていて拍子抜けしたが、歩行者天国を利用した警察と誘拐犯たちの追跡シーンや、エレベーターでの主人公と犯人の銃撃戦は相当な迫力であり、有楽町や銀座に舞台が限定された物語が、82分というタイトな上映時間と相まって、異様な緊張感を放つ作品となっている。
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コメント:

1度は行きたいシアターです

こんばんは、ご無沙汰しています。

ラビュタ阿佐ヶ谷ってだいぶ前ですけど東京出張の機会があって、そのとき仕事終わりで行こうと思っていた映画館でした(もう7,8年前くらいの話ですが)HPでしか見たことは無いのですが、すごい良い雰囲気の劇場だな~と思ってました。そのときは岸田森の出演作を特集上映というすごい濃い企画で( ̄。 ̄;)さすが東京のみにシアターだなと感心したものでした。

いつかは訪ねてみたいところですね。

こんばんは。

コメント、ありがとうございます。

50席くらいの小さな劇場なので、最前列が特等席ってところです。
円谷英二が特撮を担当した『獣人雪男』や『ゲンと不動明王』もこの劇場で上映されており、大学生の時は足繁く通いました。

以前『宇宙大怪獣ギララ』のときにコメントをいただきましたシアターN渋谷も閉館してしまいました。なかなか目にすることのない作品を、ラピュタ阿佐ヶ谷には今後も上映してほしいものです。
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