『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』を観た。

Category : 劇場公開作品

 3月26日(土)、109シネマズ川崎にて。
 『300〈スリーハンドレッド〉』(07)や『ガフールの伝説』(10)、原案も手がけた『エンジェルウォーズ』(11)でも、ザック・スナイダー作品の登場人物たちを突き動かすのは、伝説や幻想といった“イメージ”であり、本作でブルース・ウェイン/バットマンが何度も悪夢に苛まれるのも、一見拍子抜けするようなきっかけでクラーク・ケント/スーパーマンと共闘するのも、彼が“イメージ”に支配されている故の展開なのだ。
 そんなスナイダーだからこそ、ブルースとクラーク、そして得体の知れないレックス・ルーサーが、互いの正体に感づいているかのように言葉を交わすシーンは、観客の“イメージ”を刺激してゾクゾクさせられるし、CGIによって描かれるヒーローたちの戦闘シーンは、外連味たっぷりでド迫力なのである。
 しかし、『マン・オブ・スティール』(13)の続編である本作は、『ゴッドファーザーPARTⅡ』(74)や『ダークナイト』(08)のような、“登場人物たちの呼吸する世界そのもの”が主役の映画でもあるため、彼らの感情が複雑に交錯する物語はブッキラボウな展開でかなり混乱させられるし、今後のシリーズで描かれるであろうキャラクターたちも唐突に登場し、結果としてアメリカン・コミックスの経てきた時間の重みがスクリーンに漂ってマニアックな雰囲気となり、“一見さんお断り”といった感じの映画になってしまったのが、ちょっと残念ではある。
 それでも、キメるところはキメるのが、スナイダーの演出だ。ワンダーウーマンの登場シーンは、ハイテンションな音楽と相まって、文句なしにカッコイイ。
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