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『マダム・フローレンス!夢見るふたり』を観た。

Category : 劇場公開作品

 12月1日(木)、シネマサンシャイン土浦にて。
 監督のスティーヴン・フリアーズは、『ヘンダーソン夫人の贈り物』(05)のような実話を基にした作品でも、『靴をなくした天使』(92)のようなフィクションでも、「夢を実現することへの決心」と「自分の立場に責任を負う覚悟」をたびたび取り上げており、ひとりの男の栄光と挫折を描いた『疑惑のチャンピオン』(15)も、一見すると破滅の物語でしかないが、実は2つのテーマをネガティヴな視点から描いた作品であった。
 そういったテーマを扱ってきたフリアーズにとって、ソプラノ歌手になる夢に向かって爆走するマダムと、音痴な彼女に夢を見させ続けようと奔走する夫の、嘘のようなホントの話は、まさにうってつけである。
 特に、主人公であるマダムを演じるメリル・ストリープの「私って巧いでしょ」な演技を、“優雅なチャラさ”で堂々と受けるヒュー・グラントが、とにかくイイ。もう年だと言いながらも「シング・シング・シング」に合わせて軽やかに踊りだすシーンはカッコいいし、元気のないストリープに「君の声は真実の声だよ」と優しい笑顔で語りかける場面では、彼女への愛情がじわりと感じられ、思わずグッとくるのである。
 カーネギーホールでの公演をマダムが決意してから公演までの展開が、少々性急で荒っぽいし、ラストは案外あっさりとしていて、もうひと踏ん張りがほしかったところだが、夜のニューヨークをデザインしたオープニングはなかなかオシャレだし、登場人物たちが往来する街のスケールもスクリーンに映えており、品のある映像がフリアーズらしい佳作となった。
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