『聖杯たちの騎士』を観た。

Category : 劇場公開作品

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 ということで、2017年最初の短評。

 1月1日(日)、USシネマつくばにて。
 「起承転結」のある物語はなく、クリスチャン・ベール演じる主人公が“現実”と“夢想”を徨っているような透明感のある映像が、観る者を作品へと引っ張ってゆく。浜辺で無邪気にはしゃいだり、ベールの顔にそっと手を触れたりと、ベールの愛する女性たちの表情や仕草も美しくそして官能的であり、そんな女性の1人を演じたナタリー・ポートマンがベールに足の指を舐めさせるシーンは、はっきり言ってとてもエロい。
 また、うずくまっていたペリカンがいきなりヨタヨタと歩き出したり、海岸沿いの道路を救急車が走り抜けていったりと、人々が無意識にハッとする瞬間を捉えており、ポートマンの目の前でベールが桟橋から飛び降りるカットにはあまりにも唐突で驚かされた。
 露骨に幻想と分かるシーンはなんだか安っぽくて興ざめだし、前作の『トゥ・ザ・ワンダー』(12)のように“艶やかな水”を感じられないのが残念ではあったが、とにもかくにも圧巻の映像美が炸裂するところは、やっぱりテレンス・マリックの作品らしい。ライアン・オニールの登場は、なかなか渋いサプライズだった。
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コメント:

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

年末に私も実相寺昭雄監督の特集上映見るために京都へ行っておりましたが、こちらのほうがラインナップ充実してて楽しそうでしたね。やはりこういうのはオールナイトでやって欲しいと思いました。シルバー仮面を映画館で見たというのはたいへん羨ましかったです。

コメント、ありがとうございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

『シルバー仮面』の第一話の混沌をスクリーンで、それも大勢の観客の皆様と観られたことは、なかなか得難い経験でした。
しかし、実相寺監督に迫ったドキュメンタリーも一度は観たいものだなぁと、しろくろshowさんのブログを読みながら思いました。
『ウルトラQ~』はショージキなところ、肯定的な評価をほとんど目にすることはないのですが、全てのカットがキマッていて、やっぱりいいなぁと。小学2年生以来久しぶりにスクリーンで観ることができ、とても嬉しかったです。
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