『ヒッチコック/トリュフォー』を観た。

Category : 劇場公開作品

 1月14日(土)、USシネマつくばにて。
 ジェームズ・グレイが『めまい』(58)について語っている時、画面のピントがボケる一瞬があり、おそらく偶然なのだろうが、オープニングとエンドクレジットがアルフレッド・ヒッチコック作品のタイトルデザインを想起させる演出も、なかなかシャレている。まぁ、ピーター・ボグダノヴィッチの回想にインサートされる『サイコ』(60)のシャワー・シーンは、少しぶった切り過ぎだと思うし、インタヴューしているフランソワ・トリュフォーの存在が、後半はちょっと弱くなるのも気になった。
 大物監督たちのヒッチコック作品の解説には唸らされるが、「変態の映画だ」と誰もが思うであろう『めまい』(58)を、「美しい変態だよ」とさらに一歩踏み込んで作品を語るデヴィッド・フィンチャーを見ていると、さすが『ゴーン・ガール』(14)を撮った監督だけのことはあるなぁと、なんだか納得させられた。
 とにもかくにも、本作でなによりも目を引いたのは、楽しげな表情で写真に収まるヒッチコックとトリュフォーの姿だ。おどけてみせる映画の巨匠に、この時ばかりはトリュフォーも“映画少年”に戻ったのかもしれない。
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