「007 ゴールデン・アイ」を観た。

Category : DVD

 12月18日(日)、DVDにて。
 高性能カード“ゴールデン・アイ”を巡る、犯罪組織ヤヌスと英国諜報部員ジェームズ・ボンドの戦いを描いた物語。
 オープニングでの、落下する飛行機へとダイビングするシーンや、マシンガンを乱射しながら秘密兵器を使って襲いかかるロシア兵から脱出するシーン、そして街中を戦車で駆け抜けるシーンなど、ボンド大活躍・・・なのだが、のっそりとしてテンポの悪い編集が映像の勢いを削いでしまっている。相当迫力のあるアクションをしているだけに、なおさら残念なのである。
 また、監督のマーティン・キャンベルも、革新と伝統の狭間で迷っているような印象がある。後の「007 カジノ・ロワイヤル」と比べると、作品を無理にまとめたような雰囲気があり、どうも窮屈なのだ。まぁ、「マスク・オブ・ゾロ」や「復讐捜査線」、そして「カジノ・ロワイヤル」を観ても、主人公の感情を中心に据えた物語のときにキャンベルの手腕は発揮されるので、本作のように物語が先行する作品ではやりにくかったのかもしれない。
 とはいうものの、銃撃されてもクールなピアース・ブロスナンのボンドは魅力だ。顔をしかめながらも決して目を閉じないところが、映像としてとても絵になる。マネーペニーとの粋な会話をしている時の涼しげな表情や、Mの指令を受ける際の、冷静さの中に感情を押し殺したような表情もいい。颯爽とした走りもなかなかだ。
 また、悪役を演じるショーン・ビーンも素晴らしい。一見当たり障りのない顔だちをしていながらも、「RONIN」や「ロード・オブ・ザ・リング」でも、ちょっとすねたような役を演じさせるとピカイチだが、本作での、自分を裏切った人々や国家への復讐に燃える姿も、記憶に焼き付いて離れない。
 他にも、クールな美貌も隠しきれないほどの狂いっぷりがすごいファムケ・ヤンセンや、アラン・カミング、チェッキー・カリョ、そしてミニー・ドライヴァーといった、後にハリウッドで活躍する俳優たちの姿が見られるのも楽しい。エリック・セラの都会的ムードに溢れたエンディング・テーマも素敵だ。
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