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『レクイエム 最後の銃弾』(13)を観た。

Category : DVD

 5月15日(土)、DVDにて。
 妖しくも美しい香港の街のネオンがフィルム・ノワールの雰囲気を漂わせており、異国の地で3人の主人公の友情が壊れてゆく展開は、ジョン・ウーの『ワイルド・ブリット』(90)に似ているが、ちょっと一捻り加えてあって、ありきたりな物語ではあるけれども、けっこうハラハラさせてくれる。
 麻薬組織のヘリコプターからの機銃掃射によって警察官たちが一気に死んでゆくシーンは、まるで『ダイ・ハード』(88)のような大規模なアクションで、生身の男たちが拳銃で激しく撃ち合う香港ノワールには似つかわしくないようでいながら、後半のクライマックスには、『ヒーロー・ネバー・ダイ』(98)と『ザ・ミッション 非情の掟』(00)を合わせたような激しい銃撃戦もあり、それでいて作品のバランスが崩れていないところは、『ディバージェンス 運命の交差点』(06)や『インビジブル・ターゲット』(07)を監督したベニー・チャンの手腕である。
 死んだはずの男が生き残った理由がかなり強引ではあるし、3人の友情に描写を割きすぎて物語のテンポがちょっと遅いが、過ちを償おうとする男たちの熱い感情に痺れる佳作となっている。
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