「組織」を観る。

Category : DVD

 5月15日(火)、DVDにて。
 組織の金を奪ったために兄を殺された男が、仲間と共に復讐を開始する物語。
 一味がポーカーに興じているホテルの一室に、主人公が殴り込みに行くシーンがカッコいい。廊下を一瞥して見張りがいることを確認したら、腰の前に拳銃を持ってきて襲撃の体勢を整えたり、愛人の右腕に火傷を負わせた男の左手に銃弾を撃ち込んだりと、主人公の非情なプロフェッショナルぶりが凄まじい。ロバート・デュヴァルの演技も巧みだ。胸の高鳴るような音楽も映像の力を引き出している。
 また、デュヴァルの仲間役のジョー・ドン・ベイカーも、イカツイ顔のナイスガイを好演している。郵便配達に化けて組織に乗り込み女を殴りつけて気絶させたり、カバンの中に隠していたショットガンを素早く組み立てたりと、細部に至るまで抜かりない動作がたまらない。最後までデュヴァルを助けようとする心意気も最高だ。
 『ローリング・サンダー』(77)や『アウト・フォー・ジャスティス』(91)もそうだったが、監督のジョン・フリンは敵地に赴く男たちの心意気を描くのが上手い。クライマックスなど、熱い男の友情がこれでもかというくらい、それでいてしつこくなる一歩手前で止めているところがいい。
 襲撃シーンが多く、それぞれのアクションシーンのテンションが変化に乏しいため、緊迫感が今一歩足りないのが惜しいが、ロバート・ライアンやリチャード・ジャッケル、そしてイライシャ・クックなど、この手の犯罪映画の常連たちがチラッと顔を出しているのは嬉しい限りだ。まさに70年代アクション映画の佳作である。
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コメント:

こんばんは

HORIDASHIDOGUさん
訪問にコメントありがとうね^^
HORIDASHIDOGUさんは私なんかよりも
映画通でいるから、参考になります。

Re: こんばんは

いつもブログを見てくださって、ありがとうございます。
 こんな駄文ですが、ちいとでも良いものを書ければなぁと思っております。 
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