「アベンジャーズ」を観た。

Category : 劇場公開作品

 9月1日(土)、MOVIXつくばにて。
 派手な爆発をバックにして、キャプテン・アメリカがトラックの上から飛び降りるシーンや、ハイテク機器を壊しながら、ハルクがブラック・ウィドウを追いかけるシーンなど、それぞれの単独作品で「観たことがあるなぁ」という場面を、適度にアレンジして使用するファン・サービスはもちろんのこと、全てのヒーローたちが大勢の敵と戦っている姿を、素早いカメラワークによってワンカットで見せきるシーンが素晴らしい。
 また、ウィドウが科学者に銃を突きつけるシーンや、空に開いた巨大な穴から侵略者の兵士たちが大勢で街に侵入してくるシーンなど、3Dの立体感が効果を発揮しており、臨場感あふれる体験ができて楽しめた。
 物語自体は、各々のヒーローたちの葛藤と活躍がバランス良く描かれた手堅い作品であり、トニー・スタークとペッパー・ポッツの小粋な会話や、悪を為す弟をなんとか諭そうとするソーの優しさも映し出し、充実した内容にはなっている。
 とは言うものの、やはり本作の見どころは無茶苦茶なまでのヒーローの活躍ぶりであって、壁に叩きつけられ、敵にボコボコにされながらも、顔をしかめただけで再び立ち上がる彼らの前では、「深みのある性格描写」も「ヒーローが背負う悲しみ」もどこかに吹き飛んでしまう。
 まぁ、そこがお祭り映画のいいところではあるが、もう少しアクションにヒーローたちの苦悩が反映されていても良かったかもしれない・・・が、そんな湿っぽいヒーロー大集合映画を誰が観る?とも思うわけで、これはこれで、娯楽映画としては正しいあり方なのだろう(頭を打って悪の洗脳が解けるという展開は、ちょっと安っぽいとは思うが)。
 それでも彼らが互いの格好をバカにし合うのは、製作者たちの余裕が垣間見えて、なかなかに笑えた。個々の作品を根気よく製作してきた、作り手の“愛情”が感じられ、気分良く劇場を後にすることができた。
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